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「漢字信仰」を疑う

目的を考えてから勉強しよう!

勉強の王道は 「基本の理解・暗記 → 問題演習 → 振り返り」 です。
でも、気を抜くと 「勉強=問題演習」 になってしまう人、意外と多いんですよね。

 

「とにかく問題を解いて、赤で答えを書き写して終わり!」
「提出物を出せばOK!」

 

みたいな感じで、とりあえずやることが目的化しちゃう。

これが体に染み付いてしまうと提出物でもないのにわからないかった問題、間違えた問題を赤で答えを書いておしまい…みたいなことになってしまいます。

確かに、問題集が進むと「勉強した感」は得られるんですが、そもそも 何のために勉強してるのか? を忘れちゃうと、本当に意味がなくなってしまいます。

 

 

 

「漢字崇拝」に異議あり!

そんな「目的を見失う勉強」の典型が 社会の語句暗記 です。

 

テスト勉強の基本は「まず語句を覚えること」。
それ自体はいいのですが、ここで 「漢字で書けないとダメ!」問題 が発生します。

何だか漢字にこだわる大人の人、多いですよね。漢字じゃなきゃダメですか?漢字の力は国語の授業とか漢検とかで鍛えてください。なんて思うんですが…

 

漢字が苦手な人にとって、これはなかなかの試練。
だって、歴史の語句って常用漢字じゃないものも多いですよね?

 

「墾田永年私財法」に始まり「琵琶法師」とか「征夷大将軍」とか「平等院鳳凰堂」とか…
読みならまだしも、書くとなると 「えっ、これちゃんと書ける??」 ってなる人、多いはず。

 

でも、そもそもこれは 歴史のテストなのか? 漢字のテストなのか? って話です。

 

小学校の頃、「習ってない漢字は使っちゃダメ!」なんて伝説的な迷言を残していた先生いませんでした?
なのに中学生の定期テストになると 「漢字で書け!」 って言われる。
公教育、どうなってんだ??ちなみに入試はマーク試験が主流ですよね。

 

漢字が苦手な子にとっては、語句を覚えること自体のハードルが 無駄に 上がってしまうんです。

 

 

 

漢字の制限を外したら、覚えやすくなった!

そんなわけで、うちの塾では 「漢字指定ナシ」 にしました。
もちろん、学校のテストでは減点される可能性があることは伝えていますが、 まずは内容を覚えないと意味がない ので。

すると、暗記テストのスピードも正確さも 段違いでアップ!
ちゃんと 語句の意味まで理解 できるようになったんです。

やっぱり、「漢字で書くこと」にこだわりすぎると、本質を見失う」 んですよね。

もちろん定期テスト対策なので漢字を覚えるのが得意な人は漢字で覚えた方がいいです。

でも苦手な人にとっては漢字というハードル、ものすごく高いんです。

 

もちろん、日本語を使う以上 「読む力」 は必要ですが、
歴史を学ぶときに最優先すべきは 「その出来事が何だったのか」 です。

 

そのハードルを下げるだけで、学習効果は大きく変わる。
この違い、もっと多くの人に気づいてほしいなと思います。

 

 

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