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言葉にして考える力:勉強の質を変え、未来を開く

こんにちは!今回は「言葉にして考える」ことの大切さについてお話しします。

ウィット少々、真剣さも少々。塾の現場で感じたことをそのままお伝えしますね。

 

さて、最近は確認テストの話題が続いていますが、2年生が比較級の確認テストに挑戦しました。

比較級、地味にボリュームありますよね?「〜er」とか「more〜」とか、規則も例外も盛りだくさん。

教科書の扱いが最近あっさり気味な気がするのは私だけでしょうか?

とはいえ、うちの塾では1か月かけてじっくり準備しました。もう大丈夫だろう!ということで、準備ができた子からテストに挑戦です!

 

 

結果は…
1発合格が2名のみ。

 

う〜ん、惜しいなあ。でも、がっかりする必要はありません。

合格点を高めに設定して挑戦した子もいるので、それ自体はすごくいいことです。

ただ、課題が見えてきました。

その課題とは、「積み重ね方」です。

 

 

積み重ね方で差がつく

まず、問題演習の最初の段階では「わからないところ」を探すことが重要です。ここでのポイントは、単に「なんとなくわからない」で終わらせないこと。

「わからないこと」を自分の言葉で明確にすることがスタート地点になります。

  • どこでつまずいたのか?
  • どうして間違えたのか?
  • 次はどうすればいいのか?

こうやって、疑問や課題を言葉にして、次のアクションにつなげる。このプロセスが甘いと、「なんとなく理解した気がする」だけで、実は身についていない…

なんてことになりがちです。

実際に今回のテストでは、「立ち止まって考える」というステップが雑になっていたように感じました。

 

 

言葉にして考えるとは?

ここで大切なのが、「考えるとは言葉にすること」という視点です。

ただぼんやり頭で思うだけでは、考えが形になりません。ノートに書き出すでもいいし、誰かに説明する形でもOK。

とにかく、「自分の頭の中で曖昧だったことを、言葉として外に出す」。

これを繰り返すことで、考える力がぐっと磨かれていきます。

 

 

将来役立つ力になる!

この「言葉にする力」は、勉強の場面だけにとどまりません。

将来、仕事で対人コミュニケーションをするときや、生成AIなどのツールを活用するときにも大きな力を発揮します。

例えば、生成AIに質問するとき。

「なんかいい感じの資料を作って」と曖昧に頼むと、結果も曖昧。でも「比較級を使った簡単な英文の例文集を作って!」と具体的に指示すれば、狙った成果が得られますよね。

 

つまり、「自分の考えを具体的に伝える力」は、時代が変わっても普遍的に必要なスキルなんです。今のうちに身につけておくと、未来がぐっと広がりますよ。

 

「言葉にして考える」。最初は難しいかもしれませんが、この習慣をつけることで、勉強も、将来の仕事も、自信をもって取り組めるようになるはずです。

さあ、次回の確認テストも頑張っていきましょう!

 

 

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