公教育の未来は??
驚きのニュースです。
「高知県で小学校教諭内定者280名中、207名が内定辞退」
これは「207名が赴任ではなく、辞退した」という衝撃的な数字です。
私が学生の頃、学校の先生は非常に人気の職業で、特に中学や高校の教員採用試験では10倍を超える倍率が当たり前でした。
それが、今はこのような状況に変わってしまいました。
なぜでしょうか?その理由が少し分かる気もします。
教師の長時間労働やクレーム対応、そして現場の過酷さが、理想のイメージとはかけ離れてしまっているのでしょう。
私自身、学生時代には集団行動が苦手で、学校に対してあまり良い思い出がありません。
もちろん、今も大きく印象は変わっていませんが、保護者として改めて学校を見ると、やはり驚くほど変わっていないと感じます。
社会の変化についていけていない現状が、子どもたちにとっても先生たちにとっても多くの問題を引き起こしているのではないでしょうか。
もちろん、先生たちの働きやすさが学校の第一条件ではないのかもしれませんが、教師という職業に憧れを持って教壇に立った方々が、夢を打ち砕かれるような状況に胸が痛みます。
教育現場が、子どもたちにとっても、働く先生たちにとっても「学びがい」や「働きがい」のある場に変わってほしいと願っています。
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