100点とキリンレモン
入試やら定期テストやら学習塾にとって大切な時期なのですが我が家の話です。
小学1年生の娘から交渉されました
「100取ったらキリンレモン買って」
う〜ん…
ご褒美ねえ…
外発的な動機づけは内発的な動機づけを下げます。
だから「褒める」も効果的に使わないと逆効果になるんです。
結果が良ければ褒めるは、逆に結果が悪ければ褒められない=悪いことだと捉えられます。
こんな早い時期から「やらされる」勉強をやらないでくれ。
勉強は自分の成長のためにするんです!
テストで100点取るためでもご褒美もらうためでもありません。
娘、交渉する相手が悪かったな。
ここはやんわりと拒否。
100点取ったらご褒美って言うけど、100点取れなかったら頑張らなかったってこと?
100点取れなかったら頑張らなかったんだね。じゃあご褒美あげないよ。なんて言いたくないし、そもそもご褒美のために勉強するもんじゃないんだよ
って。
はい。
奥さんがわかりやすく伝えてくれました。
私じゃないです😭
小学生に「内発動機づけが…」なんて言ってもわけわからんし。
でもなんでそんなこと言い出したの?
そしたら…
クラスの他の子はみんなご褒美もらってるよ
だって😭😭
まじか。
世の中そうなってたのかあ〜…
そんなに100点取るの大事ですか??
それ、長期的に見るとお子さんのやる気を蝕みますよ!
絶対にやめた方がいいです。
親御さんの満足、安心のために子どもは勉強するんじゃありません。
そもそもテストの点数ってそんなに大切じゃないです。これが人を勉強嫌いに誘うんだなあ…
そしてなぜか3日後、机の上に100点の答案と冷蔵庫にキリンレモンが置いてあったのは今でも理解し難い光景です。
西東京市田無の個人塾
稲塾