リベンジテスト
学校の当たり前を変えた工藤先生によるとテストの受け直しを「追試」と言わず「リベンジテスト」と言うそうです。
なるほど。
やってることは変わりませんが、ポジティブな意味合いを持たせることで取り組みやすくなるかもしれません。
そもそもテストの目的は何か?
学校の定期テストは先生が生徒を評価するためのものです。
いやいや。
そうじゃないでしょ。
自分の学習の進捗状況を把握するためでしょ?
だったらテストで出来ないところがあったらもう1回やればいいじゃん!
…こういう前向きな理由で始まったのがリベンジテストです。
古巣にいたときは「受かるまで追試をします」なんて言って、そうやると保護者の方からの評判がよかったんですよね。
「よく面倒見てくれる」とか。
追試を乗り越えていった人、そもそも追試が嫌で確認テストを頑張れた人にはプラスの作用があったと思います。
でも向き合いない人もたくさんいたんだと思うし、そういう人が保護者の方に塾に無理やり引っ張ってこられると勉強に後ろ向きになっていったんだろうな〜…
ちょっと丸つけを誤魔化したり、なんだかテスト中に机の中をゴソゴソしたり…
だんだんと確認テストをする意味合いが「自分の成長」から遠ざかってしまって😞
こうなると先生が「管理する人」になってしまって子どもの自主性が失われていくわけですよ。
「先生に怒られないためのテスト」になってしまって確認テストが「自分ごと」で無くなってしまったんです
作る方も苦労して作る割には、受ける側がタラタラやるからイライラするし。
まあ受ける側からすると「やりたいなんで言ってねえよ💢」って感じだったんでしょうが。
こっちからすると「成績上げに塾きてんだろ!?💢」みたいな。
…おたがいに良いことなし!
…そんなんで稲塾ではしばらく運用してなかったのですが、
「追試」から「リベンジテスト」に呼び名を変えて運用開始(再開?)です。
ルール①合格点は自分で決める
ルール②合格点を取ろうが取れまいがリベンジテストをやるかどうかは自分で決める
ルール③絶対に自分で決める。(※先生が強要、導引しない)
書いているとすごく単純なんですが…💦
これが効果有り‼️
確認テストやってみて悔しければ合格点に達していても「もう1回やろう!」って言う子が続出🫢
ちゃんと考えてます。そして前向きに取り組んでます。
そういう姿勢を見てるとリベンジテストを作成する心労も大幅に軽減されます😀(これ、大事)
前向きにものごとに取り組む姿勢は見ていてうれしくなります!
西東京市田無の個人塾
稲塾